片づけられない!

片づけが苦手!というお仲間が世の中に意外と多くいるのだな、というのは、整理整頓に関する本や雑誌の記事を見つけるたびに実感します。

筆者もまた「片づけが苦手な人」の一人で、簡単な片づけ方法をご提案して散らかった部屋の整理整頓問題解消!というわけにはいかないのですが・・。

 

経験として、片づける「やる気」を出すコツや、手順などはあると思うのです。

 

ところで、世間では連休2日目。みなさんはどうお過ごしでしょうか?

 

筆者の家の連休初日の朝は、給湯器のエラー音とともにはじまりました笑

さっそく業者さんに電話で修理依頼をお願いし、土曜日は給湯器があるベランダに通じる散らかりきった部屋を1日がかりで片づける予定が否応なしに決定しました笑。

普段来客の少ない家なので、人目を気にせず散らかし放題です・・。

 

ここで整理整頓の一つ目のポイントですが、「部屋に人を招く」というのは、片づけのやる気を出す大きなキッカケなんですよね。

お友達をよく家に呼ぶ習慣があると、俄然片づけにもやる気が入ります。人との交流も深まり一石二鳥ですね。「人目が気になる」という心理を逆手にとって、「人を家に招く」方法は、片づけのモチベーションを上げるのに絶大な効果があると個人的に思っています。

 

友だちづきあいがあまりないという人なら家族でもいいです。家族なら家主の「片づけが苦手」というのをあらかじめ知っていると思われるので、友だちを呼ぶより敷居が低いのではないでしょうか。それでなければ、部屋の設備のメンテナンスの機会を活用して、散らかった部屋を一気に片づけるのもいいですね。

 

「人目が気になる」が片づけのモチベーションを高めることもそうですが、片づけたくないという状況には、持ち物に良くも悪くも思い入れがある、ということも関わっている気がします。

 

楽しかった思い出の品の整理整頓はむしろ楽しめちゃうと思うんですよね。逆に、ネガティブな思い出と決別するための身辺整理としての片づけも、片づけを進めていくうちに心がスッキリするという個人的な体験もあります。片づけ全般に言えるかはわからないですが、片づけには少なからず心理的要素が結びついている気がします。

 

いずれにせよ、定期的な片づけは、持ち物を把握して無駄づかいをなくし、探しものをする手間もなくなり、散らかったものに意識が奪われることがなくなるので、物事に集中できるようになります。良いことだらけです。

 

以前、ただ散らかった部屋にいるだけで、「片づけないとなあ」とネガティブな気分になるので、片づけをするといいという情報を見聞きし、なるほどなあと思いました。片づいた部屋は結局メンタルにもいいわけですね。

 

まあそんなこんなで、業者さんに来てもらうべく急いで片づけをすることになったのですが、とにかく散らかっているものを「分類」し、「あるべき場所にもどす」という手順を繰り返すと効率よく片づけが進むことに気づきました。

 

片づけて整理整頓が進むうちになぜか心もスッキリ。滞っていたTo Doリストの最難関の項目にやっと手をつけられ達成した感じ。

片づけが苦手な筆者にとっては、部屋がいつも整理整頓されている状態を保つ方法を見つけることはライフワークの一つかもしれないです。