本気になる方法-モチベーションとは

本気になる方法には2種類あると思っています。

1、失敗した経験や不幸な体験、コンプレックスを糧にエネルギーにする方法

 

2、自分が本当にやりたいことに取り組む方法

 

まず1についてです。

昔、アイドルグループをプロデュースするという『ASAYAN』というTV番組があり、そこから『モーニング娘。』が誕生しました。

アイドルを目指す女の子を募集すると、全国の大勢の女の子から応募が殺到し、何回かのオーディションを経て、数名の女の子たちが選抜されます。すごい倍率で選ばれた子たちです。

 

後に雑誌で、当時のようなオーディションで、大勢の中から選抜される子たちには共通点があると書かれた記事を目にしました。

人生の早い段階でなにかしら大変な苦労を経験をしてきたらしいのです。

 

「若い頃の苦労は買ってでもしろ」という言葉がありますが、特に人生の早い段階で経験した苦労は、その後生きていく上での糧になります。さらに言うと、人生においてそこまで早い段階でなくても、苦労した体験というのはその後の人生を生きていく上でエネルギーになると思うのです。

 

次に2についてです。

これは筆者の親類のエピソードなのですが、彼は子供の頃理数系科目が得意で、就職に有利と考え大学の理系の電気工学科に進学します。ただ、理数系の勉強は得意だったのですが、電気工学にはそれほどの興味をもてなかったため、授業についていくのが大変だったと回想していました。

 

なぜなら、同じ電気工学科の他の同級生は元々電気工学が大好きで趣味のように勉強するため、とても勝てなかったらしいのです。

「好きこそものの上手なれ」というコトワザがありますが、ほんとに好きなことに夢中になっている人に努力で勝とうとしてもむずかしいですよね。逆に、好きなことに夢中になっている人たちにとっては、他の人が努力して取り組むことが、「努力」ではないんです。「好きなこと」に「夢中」になっているだけなんです。これは最強ですね。